1. 商標侵害申し立てから解決までにかかる日数
結局、突然の商標侵害の申し立て、GooglePlayストアからのアプリ削除から解決までに要した日数は9日でした。熱く長い戦いでした(うそ)。以下、時系列での詳細です。1日目: GoogleからのGoogle Play トレードマーク(商標権)に関する通知、GooglePlayストアからのアプリ削除に関するメールが届く ⇒ 謝罪と今後の対応について先方にメールを送る
2日目: GooglePlayストアにおけるアプリ名変更
3日目: GooglePlayストアにおけるロゴ変更(アプリアイコン修正とアプリ更新含む)、先方への通知
4日目: 先方が変更内容をGooglePlayストアで確認できないとのことで、修正内容をメールで送付(Android端末からだと確認できることも知らせる)
5日目: 先方から問題が解決したこと、その旨Googleに申し伝えるとの回答あり
6日目: 待ち(もやもやした日々を過ごす)
7日目: GooglePlayストアにおけるアプリ削除から復帰しないため先方に確認、5日目にGoogleには連絡した旨回答あり
8日目: 待ち(もやもやした日々を過ごす)
9日目: Googleからアプリの復帰が完了したとのメールあり
結局先方の事務局の方は素早く対応してくれていたのですが、Googleの対応で時間がかかっていたようです。ま、こんなもんなんでしょう。。。
2. 商標侵害申し立てによるダメージ
アプリがGooglePlayストアから削除されたことによるダメージは結構大きいです。被害内容は以下の通り。- Android端末のGooglePlayストアからアプリ名では検索できるが、「送料」「送料計算」「送料 計算」「送料 比較」「フリマ 送料」などのオーガニック検索で一切引っかからなくなった。それまでは各検索ワードで上位3以内に入っていたのに(ToT)
- ブラウザからMerCalcページにアクセスしようとすると、以下のようなエラーが表示され、アクセスできない
- それまでインストールユーザーが平均200/日だったのが9日間0ユーザーに(1,800ユーザーのロスト)、さらに復帰した現在も半分以下の平均90ユーザーに激減(>_<)
- 仕事効率化カテゴリのダウンロードランキングが61位⇒圏外⇒復帰後376位⇒5/2現在163位
- SEARCH MANでの検索知名度30K強⇒ページ削除(T^T)
と、失ったものは計り知れず。。。ほんと、いい勉強になりました(T^T)
3. 思いがけず良かった点
ただ、もちろん、いい面もありました。
- 今回の件で著作権、商標権などについていろいろと調べたので、勉強になった
- GooglePlayストア人気ランキング[仕事効率化]の急上昇で2位にランクインしたこと(^^)
4. Googleに対する商標侵害申し立ての妥当性
最後に、今回のいきなりの商標侵害申し立て、GooglePlayストアからのアプリ削除の対処についての妥当性について検証してみたいと思います。本当にアプリのいきなり削除は必要だったのか?についてです。
Googleのデベロッパーポリシーセンターの「知的財産権、虚偽、スパム」には、以下の記述があります。
Google Play のアプリがご自身の商標権を侵害していると思われる場合は、該当のデベロッパーに直接連絡して、問題の解決にあたることをおすすめします。デベロッパーと問題を解決できない場合は、こちらのフォームから商標権侵害を申し立ててください。
また、自分が参考にさせていただいた同様のアプリがあるのですが、これについては削除されずに名前とロゴが変わっていたのを見ると、自分のように削除されたアプリは限定的ではないかと思われます。なぜ、その対象に選出されたのかは不明ですが、運が悪かったというだけで納得するのも難しいです。。。
とはいえ、自分の蒔いた種ですから、反省と改善して、次につなげたいと思います。
皆さんは十分に気を付けて、アプリ開発してくださいね(^^)
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