2017年6月3日土曜日

配送サービスは多い方がいいのか検証してみた(その1 飛脚宅配便編)

 それでは、「配送サービスは多い方がいいのか検証してみた」シリーズ第一弾で、飛脚宅配便について検証してみたいと思います。
 もともと、MerCalcでは、今の配送サービスのサポート範囲で十分と判断しており、不要なサービスを追加してもユーザーにとって不必要な情報が増えるだけだと考えていますが、それが正しいかどうかを検証していきたいと思います。

1. 飛脚宅配便の料金体系

近地料金(東京→東京の場合)

東京から東京都内に送付する場合の飛脚宅配便の料金は以下の通り。
 656円〜1736円(持ち込み割適用)のレンジとなっています。

遠地料金(東京→沖縄の場合)

東京から沖縄に送付する場合の飛脚宅急便の料金は以下の通り。
 ・・・って沖縄送れんのかーいっ!! 沖縄内での利用は可能みたいだけど、その他地域から沖縄には送れない模様。。。

 気をとりなおして

遠地料金(東京→北海道の場合)

 東京から北海道に送付する場合の飛脚宅配便の料金は以下の通り。

 1088円〜2168円(持ち込み割適用)のレンジとなっています。

2. MerCalcでの算出結果

それでは、MerCalcでどのサービスが最も安いのか調べてみたいと思います。結果は以下の通り。

近地料金(東京→東京の場合)

最小サイズ


 飛脚宅配便は最小サイズ合計60cm、2kgからになってますので、上記の通り入力。
 結果は、メルカリ便コンパクトサービスレンジが異なるため除外すると、最安値ははこBOONの494円ですが、もうすぐサービス終了のため、はこBOONminiの500円か、早く届けたいならゆうパックの570円がファーストチョイスになりそうです。ちなみにメルカリ便は600円ですね。
 飛脚宅配便は656円なので、当該サービスの選択はありません。


最大サイズ


 飛脚宅配便は最大サイズ合計160cm、30kgまでになってますので、上記の通り入力。メルカリ便との比較を見たいので、重さは25kgにしてあります。
 結果は、25kg以内なら1500円でメルカリ便、30kg以内なら1660円でゆうパックが最安値でした。
 飛脚宅配便は1736円なので、ここでも当該サービスを利用することはないと思います。

遠地料金(東京→北海道の場合)



最小サイズ


 ここでも、メルカリ便、レターパックプラス、ゆうメールは比較対象とはならないと思うので除外します。
 そうすると、ファーストチョイスはメルカリ便の600円となります。
 飛脚宅配便では、1088円なので倍近くしちゃいますね。メルカリ便の前ではレガシーなサービスに見えちゃいます(^^;)

最大サイズ


 ここでも最安値はメルカリ便の1500円。
 飛脚宅配便は2168円で、先ほどの倍とはなりませんが、ゆうパックの2030円にさえ勝ててません。

3. 結論

遠地、近地、最小サイズ、最大サイズの全てのレンジにおいて飛脚宅配便はメルカリ便の前には太刀打ちできず、ゆうパックにさえ勝ててません。

 飛脚便の割引はボリュームディスカウント(個数が多いほど割引率が高くなる)なので、個人利用より法人利用の方が向いているんでしょうね。

 以上から、メルカリ便とゆうパックが配送サービスの選択肢にあれば、飛脚宅配便のサポートは必要ないと言えます。

 はい、論破!! (*^o^*)

 とはいえ、最寄りに佐川急便しかないという方もおられると思いますので、ご要望があればお知らせください。対応検討致します。

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