2017年6月4日日曜日

配送サービスは多い方がいいのか検証してみた(その2 カンガルーミニ便)

 「配送サービスは多い方がいいのか検証してみた」シリーズ第二弾です。今回はカンガルーミニ便について検証します。
 このシリーズは、MerCalcでは今の配送サービスのサポート範囲で十分と判断しており、不要なサービスを追加してもユーザーにとって不必要な情報が増えるだけだと考えていますが、それが正しいかどうかを検証するものです。

1. カンガルーミニ便

大きさが130cm以内、重さが20kg以内の荷物を対象にしており、比較的小さい荷物向けのサービスみたいですね。

近地料金(東京→東京の場合)

東京から東京都内に送付する場合の料金は以下の通り。
 730円〜1330円(持ち込み割適用)のレンジとなっています。前回の飛脚宅配便が656円〜1736円(持ち込み割適用)でしたから、すでに嫌な予感がしますね(^^;)

遠地料金(東京→北海道の場合)

 東京から北海道に送付する場合の料金は以下の通り。

 1210円〜1800円(持ち込み割適用)でのレンジとなっています。前回の飛脚宅配便が1088円〜2168円(持ち込み割適用)ででしたから、それと比べると小さい荷物は割高だが、大きい荷物は割安になっているといった感じですね。

2. MerCalcでの算出結果

それでは、またまたMerCalcでどのサービスが最も安いのか調べてみたいと思います。結果は以下の通り。

近地料金(東京→東京の場合)

最小サイズ


 最小サイズが合計60cm、2kgからになってますので、上記の通り入力。
 結果は飛脚宅配便と同じで、はこBOONminiの500円か、早く届けたいならゆうパックの570円がファーストチョイス。らくらくメルカリ便だと600円。
 カンガルーミニ便は730円なので、はこBOONmini、ゆうパック、らくらくメルカリ便より割高です。

最大サイズ


 カンガルーミニ便の最大サイズは合計130cm、20kgまでになってますので、上記の通り入力。
 結果は、1200円でらくらくメルカリ便が最安値でした。次いではこBOONの1317円なのですが、もうすぐサービス休止のため、さらに次点のゆうパックの1440円が候補となります。カンガルーミニ便は1330円なのでメルカリ便にはかなわないのですが、ゆうパックと比べると110円安くなるので、これは検討の余地ありかもしれません。

遠地料金(東京→北海道の場合)

最小サイズ


 ここでも、メルカリ便、レターパックプラス、ゆうメールは比較対象とはならないと思うので除外します。
 そうすると、ファーストチョイスはメルカリ便の600円となります。カンガルーミニ便では、1210円なので倍以上しちゃいますね(^^;) ゆうパックでも960円です。

最大サイズ


 ここでも最安値はメルカリ便の1200円。次点はゆうパックの1810円でしょうか。
 カンガルーミニ便は1800円なので、やはりらくらくメルカリ便には勝てず、ゆうパックに10円勝つという結果となりました。

3. 結論

遠地、近地、最小サイズ、最大サイズの全てのレンジにおいてカンガルーミニ便はらくらくメルカリ便には太刀打ちできません。ゆうパックに勝てる領域はあるため、サポートの余地は若干ありますが、メルカリユーザーにとってはさほど重要ではないと考えます。メルカリユーザー以外の方のために、将来的に開発計画に余裕ができたら、サポートを検討したいと思います。


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