2017年6月18日日曜日

配送サービスは多い方がいいのか検証してみた(その3-2 宅急便)

 宅急便のサポート要否についての検証パート2です。他の宅配サービスと料金を比較して、宅急便が本当に必要なサービスなのかを確認してみたいと思います。具体的には、類似サービスであるゆうパックで比較したいと思います。

1. 関東圏から送付する場合の基本料金はゆうパックが安い

前回のおさらいからです。以下は、宅急便の関東圏からの送付で各地への送料を比較したマトリクスになります。上段: 宅急便、中段: ゆうパック、下段: 差額(宅急便 - ゆうパック)となっています。今回は、わかりやすくプラスは緑、マイナスは赤で表示しています。


 オールグリーンですので、基本料金ではゆうパックが全面的に安いことがわかります。
 また、特徴的なのは沖縄の料金。最大1,600円近く差がついています。

2. 割引を適用すると宅急便がいっきに形勢逆転

宅急便は持込割で100円とクロネコメンバー割の10%、ゆうパックは持込割引の120円を適用した場合の結果は以下のとおり。


 真っ赤になって、いっきに宅急便が形勢逆転しましたね。クロネコメンバー割が大きいですね。
 ただ、9月末までに適用予定の宅急便基本料金改定があります。これを検証してみましょう。


3. 宅急便基本料金の改定でゆうパックが優勢

宅急便基本料金改定を適用した結果は、以下のとおり。またまたゆうパックが優勢となりました。


 宅急便はかなり苦しいですね。。。ただ、宅急便にも奥の手、クロネコメンバー割BIGがあります!! これを適用してみましょう。

4. クロネコメンバー割BIGを適用すると宅急便が逆転!!

クロネコメンバー割BIGを適用した結果は、以下のとおり。なんとか宅急便が優勢になりました。


 が、クロネコメンバー割BIGを適用するには、クロネコメンバーズ電子マネーカードに50,000円以上チャージする必要があります。クロネコメンバー割の5,000円と比べるといっきにハードルが高くなってしまいます。これを適用できる人はかなりコアな宅急便ユーザーに限られるでしょう。他にも、以下の条件があり、コンビニでは利用できないなど、適用するハードルはさらに上がります。



5. 結論
結果としては、クロネコメンバー割BIGを適用すれば基本料金改定後も宅急便は料金的にアドバンテージがありますが、利用者は限られるでしょう。
しかし、以下の統計情報から、宅急便は日本でもNo.1利用数であることも考慮すると、MerCalcとしてのサポートも前向きに検討していきたいと思います。



現在、宅急便のサポートを期待されているユーザーの方々は、今しばらくお待ちください。

宜しくお願い致します。


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