今回はリスナー(ユーザー)の方から、以下のようなお便り(評価)をいただきました。
「厚さ10センチを超える物でもレターパックやコンパクト便が表示されて参考にならない時があります。 改善されるとありがたいです。」
Good Questionです(^^)
自分も使ってて同じこと思いました!!
自分の出した答えは。。。と結論に行く前に、競合アプリの皆様がこの問題に対してどう対応しているか調べてみました。
調査方法は以下の通り。
- サイズ32cm x 21cm x 3cm, 重さ3kgを指定してレターパックライト、レターパックプラスが表示されるかどうか
- サイズ32cm x 21cm x 4cm, 重さ3kgを指定してレターパックライト、レターパックプラスが表示されるかどうか
アプリA
- 厚さ3cmを指定すると、レターパックライト、レターパックプラスの両方が表示される
- 厚さ4cmを指定すると、レターパックライト、レターパックプラスの両方が表示されない
アプリB
- 厚さ3cmを指定すると、レターパックライト、レターパックプラスの両方が表示されない
- 厚さ4cmを指定すると、レターパックライト、レターパックプラスの両方が表示されない
ということで、競合アプリではレターパックライト、レターパックプラスともに同じ3cmの厚さを上限として設定しているようです。
しかし、この方法ではレターパックプラスの良さが消されてしまっています。
レターパックライトでは、3cmの厚さ制限を設けているのは、ポスト/郵便箱に投函できるようするためです。レターパックプラスがなぜ厚さ制限がないかというと、ポスト/郵便箱に投函できなくても、送付先に手渡しできるためです。これがレターパックプラスの強味だからです。なのでプラスはライトに比べて+150円高い意味はそこにあるんです。これが、同じ3cmを上限に設定されてしまっては、+150円を払う意味もレターパックプラスの強味を活かすこともできなくなってしまいます。
ちなみに、MerCalcで同じ検証をすると、
MerCalc
- 厚さ3cmを指定すると、レターパックライト、レターパックプラスの両方が表示されない
- 厚さ4cmを指定すると、レターパックプラスのみ表示される
となります。
なので、最初の評価者の質問にお答えすると、
「MerCalcでは、製品の仕様通り厚さの上限を設定しておらず、レターパックプラスの強味を活かすため、あえてこの方式を採用しています」
となります。また、そうなると厚さに40cmとか設定しても候補としてレターパックプラスや薄型のコンパクト便が候補として表示されてしまい、評価者がおっしゃる通り「参考にならない」結果となってしまいます。
そこで、MerCalcでは、レターパックプラスや薄型コンパクト便のように厚さ制限がない仕様のサービスに対して5cmの厚さ制限をかけることが設定で行えます。なぜ5cmなのかは、以前の検証結果をご参照ください。実際に検証してみて5cmの厚さのものが限界と判断したためです。
具体的な設定方法としては、設定画面から「薄型封筒制限(5cm)」のスイッチをオンにしてみてください。これで、5cmをこえる厚さの場合にこれらのサービスが対象外となります。
これは、自分自身がユーザーとして使ってみて、こんな機能があると便利だなと思い、つけた機能です。自分がアプリの開発で重視している、ユーザー視点で必要と思われる機能の実装する、というのを実践したものになります。
今後も便利なアプリとして進化していきたいと思っていますので、皆様もご利用いただく中で「こんな機能欲しいな」「こうなってれば便利なのに」と思うような内容がありましたら、GooglePlayストアから評価とともにコメントください。
もちろん、その時は評価は低くてかまいませんが、ご要望に応えれた場合は、評価を上げていただけると、こちらもモチベーションがあがります(^^)
よろしくお願いいたします。
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